「レンジ内の市場」とは?

「レンジ内の市場」とは?

レンジ内の市場(Range-bound market)とは、価格が一定の範囲内で上下に移動していることです。
レンジ相場という言い方もします。

一定の範囲内で動く様子をチャートから見てみましょう。

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レンジ相場のADX(平均方向性指数)

市場がレンジ内に動いているか確認する方法は、前回と同様、ADXを使用すると良いでしょう。
ADXが25以下の場合、市場がレンジ内であると言われています。

ADXの値が減少するにつれ、トレンドが弱いことを表す事を忘れないようにしましょう。

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レンジ相場のボリンジャーバンド

本質的には、ボリンジャーバンドは市場の変動が小さい時は縮小し、変動が激しい時は拡大します。
そのため、ボリンジャーバンドはブレイクアウト戦略に優れたツールを提供してくれます。

バンドが狭く、縮小していれば変動率も低く価格の動きも少ないと言えます。

しかし、バンドが広がり始めると変動と価格の動きも強くなります。

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一般的に、レンジ取引環境は広い帯域に比べてやや狭いバンドを含み、水平方向に形成します。このケースでは、価格がタイトな
レンジで動いている時、ボリンジャーバンドが縮小していることが分かります。

レンジ戦略の基本的な考え方は、通貨ペアはそれぞれ高値と安値を持っているということです。
FX投資家であれば誰でも安値の時に通貨を買って、高値で売ったり、またはその反対で利益を得たいと考えます。ボリンジャーバンドでよく使われるツールの一つといえば、チャネルです。

投資家は買われ過ぎ売られ過ぎの状態を識別できるように、ストキャスティクスやRSIなどのオシレーターを使うことで、レンジ内の
ターニングポイントを探せる可能性が高くなります。
ここで、GBP/USDの例を見てみましょう。

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ボーナスヒント:ベストなレンジ取引戦略はクロス通貨です。その中でも特に有名なペアがEUR/CHFです。類似の成長率を持つ
欧州連合(EU)とスイスのペアが安定した為替レートを維持していると言われています。

ボーナスヒント:レンジバウンド戦略を取引するための最良のペアはクロス通貨です。クロス通貨とは、USDをペアの通貨の1つとして
含まないペアを意味します。

結論

トレンド取引、またはレンジ取引どちらを選ぶかはどちらの方があなたにとって快適であるかを考えて利用すると良いでしょう。
一番良いのは両方の方法で頂上と底を探すことです。
トレンド環境とレンジ環境の違いや、それぞれがどのようにチャートで表示されるか分かるとこれからの取引戦略をしやすくなるでしょう。