複数のチャート指標を使った取引

複数のチャート指標を使った取引

現状よく使われるインジケーターがどのように機能するかということを理解したので、次は例を見ていきます。
これらのインジケーターを合わせて、結果シグナルがどうなるのかを確認しましょう。

理想は一つのインジケーターだけを利用し、それだけに従ってトレードすればいいことです。
しかし、それぞれのインジケーターも完璧ではないため、それは非現実的です。

そのため多くのトレーダーが様々なインジケーターを組み合わせてそれぞれを確認します。
3つのインジケーターを利用していれば、その3つが同一のシグナルを示さない限りトレードしないという流れです。

この例では、EUR/USDの4時間チャートでボリンジャーバンドとストキャスティックスを利用していきます。
市場が横ばいに動いているようなので、ボリンジャーバンドを注意深く見ていきましょう。

5-elementary-08-img01.png

画像にあるボリンジャーバンドとストキャスティックスが示した売りのシグナルを確認してみましょう。
EUR/USDはバンドの上部まで上昇し、それがレジスタンスレベルとして見受けられました。

それと同時に、ストキャスティックスが過剰買いエリアに入り、そのうち価格が下落していくことを示しています。
その後はどうなったのでしょうか?

レートが300pips分も下降したので、そこで売りの注文を入れていればかなりの利益を獲得できていたでしょう。
その後、価格はバンドの下部に触れてサポートレベルを形成しました。これは、そこからレートが反転することを意味します。
ストキャスティックスでは過剰売り市場を指し示しているので、買い注文を入れるべきだということです。

そこで購入していれば、400pipsほどを得ることになっていたでしょう。

次は、RSIとMACDについて見ていきましょう。

5-elementary-08-img02.png

RSIが過剰買いを察知して売りシグナルを教えてくれたとき、MACDも下向きに交差し同一のシグナルを示しているのが分かります。
価格を見てもらえば分かるように、その時点から下降し始めています。

後に、RSIは過剰売り区域に突っ込み買いシグナルを示していました。そこから数時間後、MACDも上向きに交わりました。
これも同一の買いシグナルです。そして、価格は安定して上昇し続けるようになった事が分かります。

この例で理解できることは、RSIがMACDよりも早い段階でシグナルを示すということです。
これについては次のレベルで詳しく見ていきましょう。

トレーダーとしての道を進むにつれ、どのインジケーターが自分に合っているかということも分かってくると思います。
あらゆるトレーダーがいろいろなインジケーターのコンビネーションを探り、絶対的な組み合わせを見つけようとしますがそのようなものは一切ございません。

価格の変動とどのように機能するかという傾向を見極めるまで、まずは各インジケーターについて深く理解しましょう。
それから自分のトレードスタイルに合わせるように組み立てるといいでしょう。

このコースの後の方で、複数のインジケーターを統合するシステムの例を見ていくので双方のインジケーターがどのように補うのかを理解できると思います。