パラボリックSARの使い方

これまでは新しいトレンドに乗ることに焦点をあて、インジケーターを見てきました。
新しいトレンドを見極めることができるということは重要ですが、トレンドがどこで終わるのかを見極めることも同様に重要です。

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トレンドがどこで終わるのかを判断するのに役立つインジケーターの一つがパラボリックSAR (Stop And Reversal)です。
パラボリックSARでは、チャート上に価格の動きの潜在的反転を示す点が見えます。

上記の画像では、点が上昇トレンドでローソクの下にあるところから、下降トレンドに反転してからはローソクの上に移動していることが確認できます。

パラボリックSARを使ったトレード法

パラボリックSARのメリットは、使い方がとても簡単という点です。
基本的には、点がローソクの下にあるとき買いのシグナルになります。
逆にローソクの上にある時には、売りのシグナルということです。

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価格が上昇するか下降するかを予想するので、この方法は恐らく解釈するのが最も簡単なインジケーターでしょう。それにも関わらず、トレンドを示し長期間の回復や下降が見受けられる市場には活用しやすいツールです。

価格の動きが停滞気味な市場では使わないほうがいいでしょう。

決済のためのパラボリックSAR

パラボリックSARはポジションをクローズするべきかどうかを判断するときにも役立ちます。
上記のEUR/USD日足チャートで決済のシグナルとしてパラボリックSARがどう機能したのか確認してみましょう。

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EUR/USDが4月末から下降し始めて、徐々に急降下するようになったのが確認できます。

6月上旬には、最低価格ラインから3つの点が形成されています。
これは、下降トレンドが終わって売りポジションを決済するタイミングを知らせてくれています。

ここで頑固にEUR/USDが再度下降し始めると考え、ポジションを所持したままにしていますと、1.3500まで上昇しているので仮利益もすべて消えることになっていたでしょう。