ウェッジチャートパターンの取引方法

ウェッジチャートパターンの取引方法

ウェッジは現行のトレンドの途切れの兆候を示すものです。この形状を確認すれば、FXトレーダーまだどこで該当ペアの注文を入れるか決めかねていることが予想出来ます。
ウェッジは継続もしくは反転のパターンを見極めるために使われます。

ライジング・ウェッジ- Rising Wedge
ライジング・ウェッジは、上向きのサポートとレジスタンス線間で価格が横ばいになっているときに形成されます。
サポート線の方がレジスタンスより勾配です。これはより高い位置で早く形成されるのが高値ではなく安値ということを意味します。この模様がウェッジ(くさび)のようなので、ウェッジパターンと名付けられました。 価格が横ばいの状態で、大きなはね返りが来ることがわかるので上部か下部のラインでブレイクアウトすることが予想できます。
上昇ウェッジは上昇トレンドの後に形成され、たいてい弱気の反転パターンを指します。 一方で、下降トレンドの最中に生じれば下降トレンドが維持されるというシグナルです。
2-middleschool-04-img01.png
この例では、上昇ウェッジは上昇トレンドが終わったときに形成されたのが確認できます。価格行動が新しい高値をどのように形成しているのかに気づくでしょう。また、それが安値を形成するよりも遅いということも確認しておきましょう。
2-middleschool-04-img02.png
価格が下方向にブレイクしているので、これは買いよりも売り注文を入れたいFXトレーダーが多いという意味です。
その行為は価格がトレンドラインを抜け、下降トレンドが起こり得ることを示しています。
他のチャートパターンと同様、ブレイクアウト後の価格の動きはウェッジ形状の幅と大体同じ程度です。
上昇ウェッジに関する別の例を見ていきましょう。今回は弱気の継続シグナルです。
2-middleschool-04-img03.png

上記のチャートでは、価格は小さく変動し横ばいになりながらもより高い高値・安値をつける前に下降トレンドから動いてきたのが分かります。

2-middleschool-04-img04.png

この場合、価格が下方向に抜けて下降トレンドが続いています。継続のシグナルです。
上昇トレンド後に形成された上昇ウェッジは大体、反転を生み出します。そして、下降トレンドの中で形成された上昇ウェッジは一般的に下降トレンドを継続させます。
簡単に言えば、上昇ウェッジは下降トレンドを生み、弱気のチャートパターンということです。

下降ウェッジ- Falling Wedge

上昇ウェッジと同じように、下降ウェッジも反転および継続のシグナルと見なされます。
反転のシグナルとして、下降トレンドの最下部で形成されその後上昇トレンドが生まれるということを示します。
継続のシグナルとして、上昇トレンドの中で形成され、買い行動が再び活発になることを暗示します。これによりさらに上昇トレンドが続きます。下降ウェッジは強気のチャートパターンです。

2-middleschool-04-img05.png

この例では、反転のシグナルとしての下降ウェッジが見られます。下降トレンドの後、価格はより低い高値および安値をつけました。注意してみると高値ポイントで結んだトレンドラインが安値のトレンドラインよりも勾配なことが確認できます。

2-middleschool-04-img06.png

ウェッジの上部よりも上にブレイクしたとき、該当ペア価格はウェッジ形状の幅と大体同じ程度動いたのが分かります。この場合、価格は利益確定ポイントを越えても上昇し続けています。
次は継続のシグナルである下降ウェッジの例を見ていきましょう。上昇トレンドの中で下降ウェッジが生じた場合は一般的に現行のトレンドが現れ続ける兆候があります。

2-middleschool-04-img07.png

この場合は、強力な回復の後に少し価格変動が小さくなっています。これは買い手が更に買い注文を入れるトレーダーたちを待っているという状態を意味するでしょう。

2-middleschool-04-img08.png

価格がトレンドラインの上部を抜けて急上昇しているのが確認できます。
この高値で繋いだトレンドラインを越えたところでエントリーしていれば、強力な上昇トレンドに乗り、利益を得られていたでしょう。
ここでも同様に利益確定ポイントはウェッジ形状幅と同じくらいに設定しましょう。
もっとpipsを取りたいのであれば、ひとまず利益確定として該当ポジションを決済してから別のポジションでトレンドに乗りましょう。