計画的FXのすゝめ

主にゴールドとドル円トレードで展開中

通貨ペアを売買するタイミングを知る

通貨ペアを売買するタイミングを知る

下記の例では、特定の通貨ペアを売買するべきかどうかの判断に役立つファンダメンタル分析を使用していきます。たとえ経済学の授業中に居眠りしたり、授業に参加しなかった人でも、心配無用です。後ほど、ファンダメンタル分析について説明します。でも、今は表面だけでも理解しながら進めていきましょう。

EUR/USD

この例では、ユーロが基軸通貨になっており買い/売りの”基本”として扱われているのを確認しましょう。

アメリカの経済が衰退し続けると予想した際には、USドルの価値が下がるため、EUR/USDの買い注文を行います。そうすることにより、USドルに対してユーロの価値が上がるという予測に基づいてユーロを購入します。

逆に、アメリカの経済が良くなり、USドルに対してユーロの価値が下がると予想したときには、EUR/USDの売り注文を行います。そうすることにより、USドルに対してユーロの価値が下がるという予測に基づいてユーロを売りに出したということになります。

USD/JPY

ここでは、USドルが基軸通貨で買い/売りの”基本”として扱われていることを確認しましょう。

日本政府が輸出産業を促進するために日本円の価値を弱める動きを見せている場合には、USD/JPYの買い注文を行います。こうすることにより、日本円に対してUSドルの価値が上がるという予測に基づいてUSドルを買ったということになります。

日本の投資家がアメリカ金融市場からお金を引き出し、それら全てのUSドルを日本円に戻そうとしていると予想した場合には、これはUSドルの価値を下げることに繋がるのでUSD/JPYの売り注文を行います。これは、日本円に対してUSドルの価値が低くなると予想してUSドルを売ったということになります。

GBP/USD

ここでは、ポンドが基軸通貨で買い/売りの”基本”として扱われているのを確認しましょう。

経済成長に関してイギリスの経済がアメリカより良くなっていくと思えば、GBP/USDの買い注文を行います。こうすることにより、USドルに対してポンドの価値が上がるという予測に基づいてポンドを買ったということになります。

アメリカ経済が好況である一方でイギリス経済が鈍化していくと予想するのなら、GBP/USDの売り注文を行います。これは、USドルに対してポンドの価値が下がると予測してポンドを売ったということになります。

USD/CHF

ここでは、USドルが基軸通貨で買い/売りの”基本”として扱われているのを確認しましょう。

スイスフランの価値があまりにも高くなっていると思えば、USD/CHFの買い注文を行います。こうすることにより、スイスフランに対してUSドルの価値が今後上がっていくという予測に基づいてUSドルを買ったということになります。

アメリカ住宅市場の鈍化が近い将来の経済成長を衰退させ、USドルの価値にも影響を与えると考えたとき、USD/CHFの売り注文を行います。これは、スイスフランに対してUSドルの価値が今後下がっていくと予想してUSドルを売ったということになります。

Margin Trading

スーパーに行って卵を買いたいとき、ほとんどの場合卵一つだけを買うことが出来ないはずです。通常、10個入りなのでまとめて購入する必要があります。

FXでは、1ユーロといったような買い方はせず、”Lots”という単位でまとめ売買します。マイクロロット(Miro Lots)は1,000単位、ミニロット(Mini Lots)は10,000単位、そしてスタンダードロット(Standard Lots)は100,000単位で取引されます。これはブローカーによっても異なり、口座の種類によってもそれぞれ違ったりするので確認が必要です。

“10,000ユーロもないけど、トレード出来るの?”

マージンを利用すると可能です。

マージン取引とは、単純に借りた資本で取引するという意味です。つまり、$25や$1,000という決して大きい資金でなくても$1,250そして$50,000のポジションを持つことが出来ます。少額の初期資本で比較的多くの取引が可能で、迅速かつ安く取引が行えます。

下記はとても重要なポイントなので、しっかり確認しておきましょう。

1) USドルに対してイギリスポンドの価値が上昇すると示すシグナルを信じたとします。

2) 2%のマージン(証拠金)でGBP/USDの買い注文を1Lot分(100,000単位)発注し、為替レートが上昇するのを待ちます。
1.50000の価格でGBP/USD1Lotの買い注文を出すと、100,000ポンドを買っていることになり、USドルでは$150,000の価値となります。(GBPの100,000単位 ⅹ 1.50000) 必要証拠金率が2%の場合、この取引を開始するには口座にUSドル$3,000ドルが無ければなりません。(USドル$150,000 ⅹ 2%) たった$3,000で100,000ポンドを動かせるということになります。 マージン(必要証拠金率)に関しては後で詳しく見ていくので、基礎的な概念はここで押さえておきましょう。

3) 予想が的中したら、そこで売り注文を出します。1.50500の価格でポジションを決済したとすれば、おおよそ$500の利益が出たということになります。

上記の行動GBPUSD
1.5000のレートで100,000ポンドを購入+100,000-150,000
2秒瞬きをしたときには、GBP/USDのレートが1.5050まで上がったので売り-100,000+150,500
$500の利益を獲得0+500

ポジションを決済すると、損益の計算が行われます。

さらに良いポイントは、FX取引業界の発展のおかげで取引サイズLot数を好きなように設定できるブローカーが存在するという点です。これは、上記で説明したようにマイクロ/ミニ/スタンダードロットでトレードする必要はなく、ロット数を自ら設定して取引が可能という意味です。

ロールオーバー- Rollover

ブローカーでは”カットオフタイムと言われるものがあり、その時間になると一日が終わるとしオープン状態のポジションに対してトレーダーが金利を支払う、もしくは受け取ることになっています。

金利を支払ったり、受け取りたくない場合は、市場が終了する直前までに(通常はEST17時)、全てのポジションを決済する必要があります。

為替トレードは別の通貨を買うためにある通貨を貸していることになるので、金利ロールオーバー制度はFXには繋がっています。金利は借りる対象になっている通貨に支払われ、買うものに対して受け取ることが出来ます 。

借りている通貨金利より購入対象通貨の金利が高い場合には、金利による純利益はプラスになり、結果として資金が増えることになります。

対照に、金利による純利益がマイナスのときは支払っているということになります。

口座のレバレッジやインターバンク貸出利率などの要素によってロールオーバー率を調整していることを頭に入れておきましょう。ロールオーバー率や貸出手順などの詳細は、利用しているブローカーに問い合わせてみるといいでしょう。

Benchmark Interest Rates
金利率
United States0.25%
Euro zone0.05%
United Kingdom0.50%
Japan0.10%
Canada0.50%
Australia2.00%
New Zealand2.75%
Switzerland-0.75%

今後のレッスンで金利の差をどのように利用するのかも説明します。